その他のあざ

その他のあざには脂腺母斑、表皮母斑、副耳などがあります。成長に伴う変化や将来的なリスクを見ながら、レーザー治療や切除手術などを検討します。

その他のあざとは

その他のあざには脂腺母斑、表皮母斑、副耳などがあります。 成長に伴う変化や将来的なリスクを見ながら、レーザー治療や切除手術などを検討します。

種類によって自然経過や治療方法が異なります。気になる症状がありましたら、診察時にご相談ください。

その他のあざ

その他のあざの主な種類

脂腺母斑、表皮母斑、副耳は、成長に伴う変化や部位に合わせて治療時期と方法を検討します。

脂腺母斑

Nevus Sebaceus

脂腺母斑

生まれつきや子供のころからみられる、黄色っぽいあざのことを脂腺母斑といいます。 小さいころは普通の肌色で平らかちょこっと凹凸がある程度ですが、思春期になると脂腺が発達して粒粒状に盛り上がってきて、色合いも黄色〜褐色になってきます。
頭に見られる場合には、その部分だけ髪の毛が生えないのでよくわかります。
自然になくなることはなく、多発することは少ないですが、体が大きくなるとあざも大きくなるのがポイントです。
成人以降に変化が大きくなることがあるため、診察のうえ対応時期を検討します。
悪性化の可能性も含めて、手術の適応を判断します。
一部、中枢神経にも障害のみられる脂腺母斑症候群というものがあり、総合的に治療がされています。

  1. 脂腺母斑の治療 年齢とともに変化が生じやすいため、診察のうえ治療時期を検討します。必要に応じて切除手術を行います。 1回で取り切れない場合には、何回かに分けて切除をします。
    当院では、ティッシュエキスパンダーというシリコン風船を入れて正常皮膚を伸ばしてから、一度の手術で広範囲を切除することも可能です。
表皮母斑

Epidermal Nevus

表皮母斑

生まれつきか小さいころからみられる、皮膚表面が過形成(皮膚成分が出来すぎること)になるあざです。
1000人に1人程度みられるあざです。体が大きくなるとあざも大きくなるので、時期を見て切除を検討します。
中には思春期以降に盛り上がってきて悪性化するタイプもあり、中枢神経や骨格系の異常を合併する表皮母斑症候群という病気もあります。

  1. レーザー治療を検討します 小さなお子さんのご相談が多いこともあり、まずはレーザーで削るようにして治療することが多いです。
  2. 切り取る手術も行っています。 レーザー治療では傷跡が目立ってしまう場合には、切り取る手術も行います。皮膚移植やティッシュエキスパンダーというシリコン風船を入れる方法もあります。状態に応じて治療方法を検討します。
副耳(軟骨母斑)

Accessory Auricle

副耳(軟骨母斑)

あざの一種である副耳(軟骨母斑)は、耳の穴の前に皮膚におおわれたイボ状のできものとして現れます。
片方の耳の前に一個だけあることがほとんどです。
1000人中15人程度にみられるので珍しくはなく「福耳」と喜ばれることもあります。
また顔以外にも首のあたりに見られることもあります。

  1. 産婦人科での処置について 根元を糸で縛ると、先端部分が壊死して自然に脱落します。ただし根部に小さなふくらみが残ることがあり、それが気になる場合が少なくありません。
  2. 形成外科での切除手術 根部を含めて切除することで、盛り上がりを減らすことを目指します。局所麻酔での日帰り手術が可能なことがあります。

その他のあざの治療時期で迷う方へ

あざの種類や治療時期は、見た目だけで判断しにくいことがあります。
気になる症状がありましたら、診察時にご相談ください。

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